動物の医・食・住について時には脱線しつつ特捜・リポートします。
File001 特捜「とにかく」
「とにかく」漢字で書くと「兎に角」。

←兎に・・・・・角?
ウサギには垂れ耳の「ロップイヤー」や、耳の短い「ネザーランドドワーフ」などいろいろ種類がありますが、ツノの生えたウサギは「ジャッカロープ」と言います。

主にアメリカのワイオミング州に生息しているらしいです。
目撃情報や真贋不明の写真がありますが、存在が証明されていないUMA(未確認生物)です。
伝説では、ウイスキーが好きでキャンプファイヤーに集まってくる、人の声マネができるなどと言われています。

2005年にアメリカでジャッカロープの死体らしきものが発見され、騒ぎになりました。しかしこれはウサギ乳頭腫という腫瘍が角のように見えていただけでした。
さて、「兎に角」の由来はジャッカロープではなく仏教語の「兎角亀毛」から来ているそうです。ウサギにツノ、亀に毛など実際にはありえないものの例えとして用いられていたそうです。
しかし、有りえないともいいきれません。今では当たり前になっているゴリラはごく最近(1902年)までUMA(未確認生物)扱いでした。ゴリラの発見当時、今でいえばネッシーが発見されたような大騒ぎになったそうです。果たしてジャッカロープは発見されるのでしょうか?